中国の官営英字紙“グローバルタイムズ”は12日「尹大統領は就任以降、理念に基づいた外交政策を推進し、歴代政権が維持してきた相対的バランス外交関係を崩壊させ、中韓関係に深刻な支障を生じさせた」と指摘した。
つづけて「尹政府は中国と距離を置きながら、日米との親和的な外交政策を執拗(しつよう)に進めてきた」とし「尹大統領の米国に傾いた性向は、韓国民の利益にも害を与えた」と主張した。
グローバルタイムズは「尹政府は韓国と直接関係のない台湾や南シナ海問題についても、幾度も言及している」として不満を表した。
また「中国をライバルとみなし国内の関心を分散させることだけで、韓国国内の問題は解決できないということを、ソウル(韓国政府)はわからなければならない」とし「尹政府は総選挙の(与党)惨敗を教訓に、より実用的な外国的アプローチをとることを願う」と求めた。
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