仲間から祝福されるパク・ジヨン
仲間から祝福されるパク・ジヨン
14日、インチョン(仁川)市のクラブ72CCで行われたKLPGAツアー「Mediheal・韓国日報選手権大会」にて通算22アンダーで、昨年KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアー3勝の「ベテラン」パク・ジヨン(29)が今季初めての優勝トロフィーを手にした。

 同大会通算2度目の優勝であり、昨年9月から7カ月ぶりの優勝でKLPGAツアー
通算8勝を記録。優勝賞金として1億8000万ウォン(約2000万円)を獲得し、生涯獲得賞金計40億ウォン(約4億4000万円)を突破した。

 しかし、一番の関心事は「72ホールノーボギー優勝」が達成できるかどうかだった。単独首位でスタートしたパク・ジヨンは、第3ラウンドまでボギーなしの計17バーディーを奪い、首位を独走。KLPGAツアーで54ホールノーボギー優勝は5回あったが、72ホールノーボギー優勝は一度もなかったため、優勝とともにKLPGA史上初の記録に対する関心が高かった。

 最終日の第4ラウンドでも、パク・ジヨンは15番ホールまでボギーなしのプレーを続けた。しかし、今大会70番目のホールとなる16番ホールで約4メートルのパーパットを外してボギーとなった。残りのホールをパーでうまく抑えたパク・ジヨンは惜しくも大記録達成には至らなかったものの、最後の18番ホールで13メートルのバーディーパットを決めて歓呼した。

 試合後、パク・ジヨンは「このように国内2回目の大会ですぐ優勝できてうれしい。通算8勝という勝ち星を序盤で早く達成して、自分自身によくやったと褒めて自信を持たせたい。久しぶりに緊張して大変だった1日だった。いい感覚を維持し、できるだけ早く次の優勝を達成するのが目標だ 一昨年からどうやったらうまくできるか考えながらプレーをしている。そうした結果が本当にありがたくも優勝に結び付いた。今回優勝したので、次の大会もしっかり準備したい」と語った。

 同日、誤球プレー懲戒解除後、KLPGAツアーに復帰したスーパールーキーのユン・イナは先週の「ドゥサン(斗山)建設We'veチャンピオンシップ」で34位タイとし、無難に復帰戦を飾った。今大会では初日9アンダーをマークして首位タイとなったが、残りのラウンドで1打しか伸ばせず、惜しくもトップ10を逃した。

 試合後、取材陣と会ったユン・イナは、「初日はうまくいったが、残りの3ラウンドは初日のようにうまくいかなかった。物足りなさが非常に残る試合だと思う。私や他の選手のためにこのように時間を作って来てくださった方々に感謝を申し上げたい。本当に久しぶりにこのように多くの方々と一緒にプレーをしたが、とても良かった。応援していただいて力をもらってプレーすることができた。それほどいい結果が出せなくて残念だが、それでもとても良かった」とファンに感謝の気持ちを伝えた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 5