党重鎮との懇談会を開いた国民の力(共同取材)=15日、ソウル(聯合ニュース)
党重鎮との懇談会を開いた国民の力(共同取材)=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」は15日、総選挙惨敗からの立て直しを図るため、新たに非常対策委員会を構成することを決めた。同委員会は今後、党大会の開催時期を定め、新執行部の選出に向けた準備を進める見通しだ。

 国民の力はこの日、当選4回以上となる党重鎮との懇談会を開いた。国会運営を取り仕切る党院内代表で党代表権限代行を務める尹在玉(ユン・ジェオク)氏は懇談会を終えた後、「党大会を行うには実務的な手続きを進めるために非常対策委員会が必要だ」と記者団に説明。党重鎮の意見を踏まえ、16日に当選者総会を開き最終的に方向性を定めると述べた。

 10日実施された総選挙では韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長が総括選挙対策委員長として陣頭指揮を執ったが惨敗。責任を取って非常対策委員長を辞任した。

 尹氏は総選挙の敗因に関し、適切な時期に分析を行うだろうと述べた。


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