資源循環システムを導入した衣料ブランドが話題、補償販売で人気を集める=韓国
資源循環システムを導入した衣料ブランドが話題、補償販売で人気を集める=韓国
衣料ブランド「ミントコレクション」は、生産から廃棄までの全過程において資源循環のビジネスモデルを導入している。同ブランドは、購入価格の30%の価格で古着を販売できる補償販売サービスを提供し話題を呼ぶ。

同ブランドを運営するユンフェのノ・ヒムチャン代表はドイツへの留学時代、ビンテージを求める欧州の若者を見て事業の可能性を感じたという。

その後、ノ代表は韓国において「オンライン古着販売で3000着の古着を集めたが、うち90%は販売が難しい状態だった。欧州のビンテージショップのような店舗を運営した際は、売れすぎて供給が途切れた」と話す。流通後に回収・再販売するビジネスモデルは、需要と供給を一致させるのが難しく効率が悪かった。

このため、生産段階から資源循環に焦点を当てた衣服製造を行うこととした。正規品の認証と補償販売システムを構築するや、古着ブランドとして成功。現在は、ソウル市ヨンヒドン(延禧洞)の旗艦店をはじめ「ギャラリア百貨店名品館」など有名デパートで店舗を運営している。

ノ代表は「当ブランドと提携する150社は、中国やインドネシア、日本などにある当社の支社を通じて海外進出が可能となる。古着に対する世界的な需要拡大と共に、相乗効果を出している」と述べた。


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