中国・重慶市、壁のタイルが剥がれ落ち女性直撃…「女性は妊婦、危険な状態続く」＝中国報道

中国で15日、「重慶モノレール3号線南坪駅の2番出入り口に続くエスカレーター横の壁のタイルが剥がれ落ち、（エスカレーターに）乗っていた女性に直撃した」との投稿がなされ、注目を集めた。

15日午後、事故現場で撮られた数枚の写真がネット上に公開された。エスカレーター上には剥がれ落ちた壁のタイルが散乱しており、その中に女性が1人仰向けの状態で倒れている。

事故現場にいたというネットユーザーは「エスカレーター上の出口の所にいたら、『ぼんっ』と大きな音がした。女性に（壁のタイルが）ぶつかったのが見えた。女性の頭部からすごい血が出ていた」と書き込んだ。

また、他のネットユーザーは「女性は妊婦だった」と話した。

現地メディアの記者が負傷した女性の家族に話を聞いたところ、女性は病院に搬送され治療を受けている。女性は妊婦で現在も危険な状態が続いているという。

今回崩れ落ちた壁のタイルは、南坪駅に隣接するショッピングモールの外壁と見られている。

重慶市軌道交通（集団）有限公司側は「私たちが責任を負うエリアではないため、具体的な状況は分からない」としている。