ネタニヤフ「対イラン対応、われわれが自ら決定を下す」
ネタニヤフ「対イラン対応、われわれが自ら決定を下す」
イスラエルのネタニヤフ首相が先週末、イランのドローン・ミサイル攻撃にどのように対応するかについて「自ら決定を下す」と明らかにした。

 17日(現地時間)、CNN放送などによると、ネタニヤフ首相は同日、閣僚会議で、「イスラエルの防衛を支持してくれた友人たちに感謝する。彼らはあらゆる提案や助言をしてくれた。しかし、はっきり言いたい。 私たちは自ら決定を下す。イスラエルは国家を防御するために必要なすべてのことをする」と述べた。

 同日の発言は、同日イスラエルを訪問したキャメロン英外相、アナレーナ・ベアボーク独外相との会談後の発言であり、注目される。ネタニヤフ首相は前日、シュナック英首相とも電話会談を行った。

 これらの国々は、イスラエルとイランの衝突が中東全域の紛争に拡散することを防止するため、イスラエルに自制を促している。キャメロン長官はこの日「イスラエルがこれ以上対立を深めないように行動することを願う」と強調した。

 ベアボーク外相も「中東地域が予測できない結果に陥ってはならない。対立の拡散は誰の役にも立たない」とし「イスラエルの安保はもちろん、ガザ地区に抑留された人質、苦しんでいるガザ地区住民、イランの多くの人々にも役に立たないだろう。皆が慎重かつ責任感を持って行動しなければならない」と強調した。

 米国と欧州連合(EU)は、イランに対する追加制裁案も推進している。イスラエルが軍事的対応ではない選択をするよう制限するための措置と解説される。しかしネタニヤフ首相は、このような国際社会の圧迫には従わないという意思を表明したのだ。

 一方、イランはイスラエルが報復に出る場合、再報復すると宣言し、中東地域内の軍事的緊張が高まっている。
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