製薬会社のHLBがボストン事務所を設立、世界進出や大手との協業狙う=韓国
製薬会社のHLBがボストン事務所を設立、世界進出や大手との協業狙う=韓国
製薬会社のHLBが、米国ボストンに現地事務所「ケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)」を開設したと発表した。

 CICは、HLBと米国にある同社グループ会社による協業を強化すると同時に、同社グループ会社による海外での新薬技術開発や素材の発掘、海外企業との共同研究推進を支援する役割を担う。

 特にHLBは今後、肝臓がんの新薬販売で流動性を確保した後、CICを通じて高い技術力を持つ米国のバイオ企業を買収したり、優れた企業と新たなネットワークを築くといった計画を持つ。

 これに先立ち3月、HLBは米国デラウェア州に現地法人HLB USを設立した。CICの設立は、韓国保健産業振興院が実施する「Kブロックバスター・グローバル進出事業」の一環となる。CIC内に設けられたインキュベーションオフィス「C&D(Connect & Development)」へ、韓国のバイオ企業が入居できるよう支援する事業に選出されていた。

 これと関連し、ボストンには世界的な製薬会社の研究開発センターをはじめ、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ハーバード大学などの主要な大学や、400社以上のベンチャーキャピタルなどが密集している。大学や企業による協業はもちろん、多様な分野における技術革新が行われている。


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