洪準杓、大邱市長
洪準杓、大邱市長
ホン・ジュンピョ(洪準杓)テグ(大邱)市長が4・10総選挙惨敗の責任を取って退いたハン・ドンフン(韓東勲)国民の力(与党)前非常対策委員長に対し「党に近寄ってもならない」と批判した。

洪市長は20日、オンライン疎通プラットフォーム‘青年の夢’に載せられた‘韓東勲前委員長にもう一度だけ機会を与えよう’との掲示文にこのように反応した。

掲示文作成者は‘大統領選挙で敗北したイ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表も代表職を受け持っている’とのタイトルの文章で「総選挙敗北の原因が韓東勲前委員長だけにあるわけではないが、45%の党員たちから圧倒的支持を受けている韓前委員長が次期党代表を引き受けないという法はないようだ。ほとんどの国民は総選挙敗北の原因が韓前委員長だけの過ちではないと考えている」と主張した。

さらに「『5対0』の監督と呼ばれた2002年ワールドカップ4強神話の主役フース・ヒディンク監督にも少なくとも1年以上の時間を与えた。政治の初心者にしては熱心に最善を尽くした韓前委員長をあまり憎まないでほしい」と訴えた。

これに対し、洪市長は「韓東勲前委員長の過ちで歴代級の惨敗をし、韓前委員長は総選挙を大統領選の前哨戦とした人だ。私たちに地獄を味わわせた政治検事であり、尹大統領をも裏切った人だ。これ以上、国民の力に近寄ってはならない。これ以上、そのような質問は控えてほしい」と反論した。

掲示板の他のコメントでも、韓前委員長に対し、鋭い反応を示した。洪市長は「そのようにひどい目にあっても、盲目的に追従するとんでもない行動で保守右派が滅びた。アン・チョルス(安哲秀)議員にこそ(自身に)公認を与えたのだから、口先だけのことを言うことができる」と非難した。

また「今の支持率は何の意味もない。2022年8月の大統領選候補予備選挙の時、私は4%、尹候補は40%だったが、2か月半後に私が48%、尹候補は37%になった。韓国政界はキャンペーンによりあっという間に変わる。本日、この返事で韓前委員長に対する私の考えをすべて整理する」と明らかにした。
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