インチョン(仁川)地方検察は殺人などの容疑で1審で懲役25年を宣告されたA被告(64)に対し控訴したと23日明らかにした。
A被告は昨年10月13日午後11時ごろ、仁川市ナムドン(南洞)区のモーテルで恋人だった50代の女性Bさんの首を絞め死亡させた容疑で起訴された。
A被告は翌日午前、「私が人を殺した」と警察に通報した後に服毒自殺を試み、モーテルの部屋で倒れている状態で発見され病院で治療を受けた。
A被告は警察の調査で、「異性問題で口げんかになり、偶発的に首を絞めた」と話した。
検察は、「被告人は過去にも交際していた女性を殺害し10年間服役したにもかかわらず、出所から2年後に過去の犯行と極めて類似した殺人を行った」とし、「事案は極めて重大」と控訴の理由を説明した。
また、「被害者の遺族も被告人の厳罰を嘆願している」とし、「より重い刑を受けさせるため控訴した」と付け加えた。
検察は1審でA被告に無期懲役を求刑し、30年間の電子足輪(位置追跡装置)の装着を裁判部に要求している。
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