中国2隻目の国産大型クルーズ船「H1509」、起工式が行われる=中国報道
中国2隻目の国産大型クルーズ船「H1509」、起工式が行われる=中国報道
20日、中国船舶集団(CSSC)傘下の上海外高橋造船所の2号ドックで、国内2隻目となる国産大型クルーズ船「H1509」の起工式(キール敷設式)が行われた。

「H1509」は国内1隻目の「愛達・魔都号(Adora Magic City)」のときと同じく、中国船舶集団(CSSC)傘下の中船クルーズ科学技術発展有限公司の所属である愛達クルーズ有限公司が所有する。

「H1509」の総トン数は14万2000トン、全長341メートル、幅37.2メートル、設計喫水8.17メートル、最大喫水8.4メートル、最高速度22.7ノット、客室数2144室となっている。1隻目と比較すると、総トン数は6500トン、全長は17.4メートルの増加。客室数は19室増えた。

「H1509」は1隻目と同じく16階建てで生活、娯楽エリアが設置されるが、公共エリアとレジャーエリアの面積が増加され、乗客がより充実した時間を過ごし、娯楽を楽しめるようになるという。

建造スケジュールによると、「H1509」は2025年5月に最初の進水を行い、2026年3月末にドックから出し、同年6月に試験航行を開始する。同年末までに命名・引き渡しが行われる予定。

一方、中国初の国産大型クルーズ船である「愛達・魔都号」は、ことし1月1日に運航を開始し、これまでに26回の運航を無事に終え、国内外10万人余りの乗客がクルーズ船での旅を楽しんだ。
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