SKテレコムが13か国語対応の同時通訳ソリューションを開発、ロッテ百貨店に設置=韓国
SKテレコムが13か国語対応の同時通訳ソリューションを開発、ロッテ百貨店に設置=韓国
移動通信大手のSKテレコム(SKT)が、13か国語に対応する人工知能(AI)同時通訳ソリューション「トランス・トーカー」を開発し、ロッテ百貨店に設置したと発表した。

 「トランス・トーカー」は、同時通訳を行うシステムだ。外国人観光客がスクリーンの前に設置されたマイクに向かって自国の言葉で質問すれば、韓国語に翻訳された文章が案内デスク用スクリーンに表示される。案内デスクが韓国語で回答した内容が、外国人観光客の言語に翻訳されスクリーンに表示される。

 対応する言語は韓国語、英語、日本語、中国語、アラビア語などだ。SKTは顧客からの反響やニーズに応じて言語を追加する計画だ。

 「トランス・トーカー」は発光ダイオード(LED)ディスプレー、指向性マイク、パソコンからなる。AIを使った同時通訳を行うため、SKT主導によるAI関連企業の連携組織「K-AIアライアンス」のメンバー、コナン・テクノロジーと共に開発した。音声認識(STT)やニューラル・プロセシング・ユニット(NPU)翻訳エンジン、大規模言語モデル(LLM)技術を適用している。

 一方、ロッテ百貨店は、アベニュエル・チャムシル(蚕室)店の1階とロッテワールドモール蚕室店の地下1階にある案内デスクに「トランス・トーカー」を設置している。


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