衛星コンステレーションは多数の小型衛星を連携させて一体運用する観測網で安全保障や災害への対応のために開発された。朝鮮半島とその周辺を1日に数回観測する。
韓国は2020年から8年で約2200億ウォン(約250億円)を投じ、超小型衛星11基で運用するシステムを開発する。韓国科学技術院(KAIST)などが開発を担当しており、今回打ち上げられる1基に続き、残りの10基も同じ設計で製造される。
1号機は打ち上げから50分後にロケットと分離され、打ち上げから4時間24分後に韓国中部・大田にある韓国航空宇宙研究院の地上局と交信する予定だ。
衛星には高度500キロから白黒で1メートル、カラーで4メートルの大きさの物体を見分けられる光学カメラが装着された。今後打ち上げられる10基とともに、地球観測を3年以上続ける。
科学技術情報通信部は韓国が独自開発した国産ロケット「ヌリ」を使い、2026年と27年に5基ずつ衛星を打ち上げる予定だ。
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