韓国映画振興委員会の集計によると、同作の前売り率はこの日午前8時の時点で95.5%となり、圧倒的1位を記録した。
前売り枚数は約83万4000枚。配給会社によると昨年公開され、観客動員数1000万人を突破した前作「犯罪都市 NO WAY OUT」の公開初日午前8時の前売り率(87.3%)と前売り枚数(約64万枚)をいずれも上回った。
封切り当日の前売り枚数では、韓国映画として最多だった「神と共に 第二章:因と縁」(2018年)の約64万6000枚に大差をつけた。
「犯罪都市4」の損益分岐点は約350万人動員だが、このペースが続けば1000万人の達成も難しくないとの見方が出ている。
マ・ドンソクが主演に加えて企画、製作も手掛ける「犯罪都市」シリーズの第4弾となる今作は、怪物刑事のマ・ソクト(マ・ドンソク)がオンライン違法賭博組織を退治する物語を描く。
俳優のキム・ムヨルが凶悪なヴィラン(悪役)のペク・チャンギ役を演じ、マ・ソクトとの対決構図でストーリーの緊張度を高めた。過去のシリーズの焼き直しだという批判もあるが、前作と比べるとアクションに劣らずドラマ性にも気を配っており、好評を得られそうだ。
「犯罪都市」は17年に公開された1作目が688万人を動員したのを皮切りに、22年の2作目「犯罪都市 THE ROUNDUP」が1269万人、昨年の3作目は1068万人を動員。相次いで観客動員数1000万人を突破するヒットシリーズとなった。
今作では、先のシリーズでアクションを担当したホ・ミョンヘン監督がメガホンを取った。
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