24日(現地時間)、ウォールストリートジャーナルなどによると、オープンAIとモデルナは、mRNAワクチン開発のためにパートナーシップを結んだと、同日明らかにした。モデルナはオープンAIのAI大型言語モデル(LLM)GPTを基盤に構築されたチャットボット「チャットGPTエンタープライズ」を通じて、mRNAワクチン開発に必要な過程を自動化する計画だ。
mRNAは細胞核の外でたんぱく質を合成するのに使われる遺伝物質だ。 mRNAを利用すれば、従来の方式よりさらに早くワクチンを開発することができる。新型コロナウイルス感染症のワクチンはmRNAを利用して開発された。
モデルナは、チャットGPTエンタープライズを活用すれば、mRNAワクチンの開発速度をさらに高めることができると期待している。今後5年以内にmRNAワクチン15種を開発するのが目標だ。具体的に臨床試験の設計、酵素構造の予測、規制機関の対応などにチャットGPTエンタープライズを活用できるとみている。オープンAIも週間戦略会議、スラックチャンネルなどを通じて、モデルナのチャットGPTエンタープライズの活用を支援することにした。
モデルナのステファン・バンセル最高経営者は「モデルナはチャットGPTとオープンAIが世の中を変化させると信じる」として「私たちは法律から研究・製造・販売に至るまですべてのビジネスプロセスを調べ、これをAIでどのように再設計するか悩んでいる」と話した。
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