韓国銀行(中央銀行)が25日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比1.3%増加した。輸出と建設投資の好調に支えられ、2021年10~12月期(1.4%増)以来2年3カ月ぶりの高水準を記録した。輸出の急減により22年10~12月期に0.3%減となった成長率は、昨年1~3月期(0.3%増)に持ち直してから5四半期連続でプラスを維持した。
◇医学部教授が一斉辞職へ 政府は医療改革特別委の初会議
「ビッグ5」と呼ばれるソウルの大型病院5カ所を含む全国の医学部教授が、25日に医療現場を離れる見通しだ。政府が医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の入学定員増員に反発し、教授たちが先月25日に一斉に辞表を提出してから1カ月が経ち、この日から民法上の効力が発生するとされるためだ。一方、政府は医療改革について議論する大統領直属の社会的協議体「医療改革特別委員会」を発足させ、この日第1回会議を開く。
◇1~3月期の成長率1.3% 2年3カ月ぶり高水準
韓国銀行(中央銀行)が25日発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比1.3%増加した。輸出と建設投資の好調に支えられ、2021年10~12月期(1.4%増)以来2年3カ月ぶりの高水準を記録した。
◇ネット賭博にはまる青少年 半年で1035人検挙
警察庁の国家捜査本部は25日、青少年を対象に昨年9月25日から今年3月31日まで実施したオンライン賭博特別取り締まりで、1035人の青少年を含む2925人を検挙したと発表した。このうち成人75人の身柄を拘束し、619億ウォン(約70億円)の犯罪収益を没収した。検挙された1035人の青少年のうち1012人が「賭博行為者」で、全体の97.8%を占めた。高校生が798人で最も多く、中学生が228人、大学生が7人だった。小学生も2人いた。最年少の9歳は1万ウォンをかけてギャンブルをした。
◇最大野党院内代表選 きょうから立候補受け付け
革新系最大野党「共に民主党」は、25日から26日まで国会運営を取り仕切る院内代表選の候補者登録を受け付ける。候補者は30日に開かれる討論会で演説を行い、来月3日の総会で新院内代表が選出される。党の主流である「親李在明(イ・ジェミョン)派」とされる朴贊大(パク・チャンデ)国会議員が21日に出馬を表明した後、新たな立候補の動きはない。同党は今回の院内代表選の候補者が1人のみとなった場合、投票を行って当選の可否を決める方針だ。
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