24日釜山カンソ(江西)警察署・釜山動物サラン野良猫保護連帯(以下、団体)によると、団体は今月19日、江西警察署に野良猫の虐待事件と関連した告発状(動物保護法違反)を提出した。
これに先立ち、団体はことし2月から今月までこの地域で「野良猫の顔が血だらけだ」、「焦げてやけどを負っている」という通報を受け現場の確認に乗り出した。
実際に団体が発見した野良猫3匹は顔にやけどを負っていたり、毛が所々焦げていた。耳が切られている猫もいた。団体は何者かがトーチなどの道具で野良猫を虐待したのではないかと疑っている。また、さらに約10匹の野良猫がいるものと把握し、まだ発見されていない動物虐待もあるとみている。
警察への告発後、団体は事件現場付近に野良猫の虐待を目撃した市民を探す横断幕をかけている。チラシも作り配布する予定だ。通報者には懸賞金として100万ウォン(約11万円)を支払うという。
警察は告発状を受け付けた団体を相手に参考人調査を行った。警察は現場調査を終え、付近のCCTV(防犯カメラ)映像を確保して分析し、野良猫の虐待があったかどうかを確認している。
一方、現行の動物保護法第10条(動物虐待などの禁止)によると、誰でも動物を残忍な方法で殺したり死に至らせてはいけない。所有者がなく徘徊(はいかい)する動物を捕獲し殺す行為もしてはいけない。これに違反した場合、3年以下の懲役または3000万ウォン(約338万円)以下の罰金に処されることがある。また、道具・薬物などの物理的・化学的方法を使用し傷害を負わせる行為をした場合、2年以下の懲役または2000万ウォン(約225万円)以下の罰金に処されることがある。
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