呉候補はキョンサンナムド(慶尚南道)サンチョン(山清)出身で、ナクトン(洛東)高校、ソウル大学独語独文学科を卒業し、1995年に司法試験に合格した後、1998年に司法研修院を修了し、プサン(釜山)地方裁判所の予備判事として裁判官生活を始めた。
ウルサン(蔚山)地方裁判所、インチョン(仁川)地方裁判所、ソウル南部地方裁判所、ソウル中央地方裁判所を経て、2009年にはソウル高裁腐敗事件専担裁判部判事を務めた。2010年に憲法裁判所の研究官として派遣されるなど、憲法に対する造詣も深いという評価だ。
その後、蔚山地方裁判所、スウォン(水原)地方裁判所ソンナム(城南)支部で部長判事として勤め、2017年に退職して法務法人クムソンに合流した。放送番組のニュースにパネラーとして出演するなど、活発なメディア活動も続けてきた。
公捜処は処長候補者が指名されたことにより人事聴聞会準備団を構成し、支援業務に着手した。
呉候補は「公捜処が厳しさに直面した時期に処長候補者に指名され、重い責任を感じる。高位公職者の不正腐敗撲滅という国民の熱望と期待を抱いて設立された高捜処だが、この3年間、その期待に十分に応えられなかったという点はよく分かっている」と明らかにした。
続いて「公捜処が名実共に独立的捜査機関として権力機関を牽制し、腐敗犯罪を一掃する責任と役割を果たし、国民の信頼を得られる方案をしっかりと考える。まずは候補者の身分であるため、国民の代表機構である国会の厳正な人事検証手続きに誠実に準備する」と述べた。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83