「うるさくて撃った」…隣人夫婦にガス銃を撃った60代の男性＝韓国

韓国で多世帯住宅で騒いでいるという理由で隣人にガス銃を発射した60代が警察に捕まった。

　4月26日、忠清南道錦山（チュンチョンナムド・クムサン）警察署は特殊暴行の疑いでA氏（60代）を現行犯逮捕し、取り調べている。

　A氏は25日午後9時50分頃、錦山郡錦山邑の2階建ての多世帯住宅で隣人夫婦に向かってガス銃を発射した疑惑を受けている。

　前日、警察に「近所に住むA氏が私たちにガス銃を撃った」という通報が寄せられた。同じ建物の2階に居住するA氏は、当時屋上にいた1階居住者夫婦の妻のB氏にガス銃を発射した後、逃げるB氏について行き、1階で夫婦に向かってもう一度ガス銃を発射した。

　幸い、ガス銃の充電量が少なく、ガスが空中に発射されたため、けが人はいないことが確認された。

　警察の調査でA氏は「屋上で騒いでいたから、ガス銃を持って行って撃った」という趣旨で供述した。

　ガス銃は銃器所持の免許があるA氏が所持していたことが明らかになった。

　警察はA氏に対する拘束令状を申請し、具体的な犯行経緯を調べている。