「不法ではない」VS「雰囲気よくない」…「犬肉」販売で “対立”=韓国
「不法ではない」VS「雰囲気よくない」…「犬肉」販売で “対立”=韓国
韓国ではことし1月「犬食用禁止法」が可決されたが、3年間の猶予期間が適用されている中、ソウルのキョンドン(京東)市場やチョンニャンニ(清凉里)市場などでは、依然として犬肉や犬肉料理が販売されている。市場ではこのことに対し「問題ない」「雰囲気を壊す」など、正反対の反応が示された。

27日、韓国の新聞社“ヘラルド経済”の取材によると、京東・清凉里市場で犬肉を販売している精肉店は4か所あることが確認された。

犬肉を取り扱っているある精肉店のオーナーは「不法で販売しているわけではないのに、何の問題があるのか」とし「依然として需要がある」と語った。だた、約30分間この店に犬肉を求める顧客は誰もいなかった。

一方、その近くで飲食店を経営しているオーナーは「この頃は市場が若者たちの間で有名になっているのに、その雰囲気を壊している」とし「時代の流れにより犬の食用が禁止されたので、それにしたがって販売すべきではない」と語った。

犬食用禁止法が可決されてから100日が過ぎた頃、犬肉料理店の通りは閑散(かんさん)としている。「他の料理を販売する」と語っていた店は羊肉の料理などを販売し始めたが、客足は少ない状態だ。この通りはかつて、長蛇の列ができるほど人気のある犬肉料理店通りであった。

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