韓国与党“国民の力”は、ムン・ジェイン(文在寅)大統領(当時)とキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮総書記による板門店宣言6周年の27日、論評を通じて先のように主張した。
文前大統領がこの日、板門店会談6周年記念行事で映像による祝辞を通して「ユン・ソギョル(尹錫悦)政権は、国会議員総選挙による民意にしたがって、政策基調を転換しなければならない」という主旨の発言をしたことに対し、与党の報道官は猛非難した。
報道官は「文前大統領は、まだもって妄想の中にいるのではないか。そうでなければ『民意』という単語を、政治レトリックに利用できる手段ぐらいに考えているのではないか」と批判した。
つづけて「いまや大韓民国の全国民は『北朝鮮は決して核を放棄しない』という真実を知っている」とし「文前大統領が屈従的姿勢で平和を叫んでいる間、北朝鮮は核を高度化した」と強調した。
また「北朝鮮から韓国民の安全を担保できるのは、絶え間なく傾けてきた努力と強力な韓米同盟という真実であることを惑(まど)わさないよう願う」と一喝した。
さらに「文前大統領が訴えていた『平和ショー』に、これ以上だまされる国民はいない」とし「本当に韓国の安保が心配なら、屈従で一貫していた対北政策を反省し、間違った信念をもった人たちが国会に戻ってくるよう道を築いた過ちを反省することを願う」と強調した。
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