中国、米国にパンダ2頭を送る...専門チームまで構成

中国が米国カリフォルニア州サンディエゴ動物園に送るジャイアントパンダを選んだ。

中国の国家林業草原局によると27日、最近に中国野生動物保護協会(国家林業草原局の傘下機関)は、米国サンディエゴ動物園とパンダ保護関連の協約を交わして、10年を期限とする協力を開始した。

国家林業草原局は「ウィンチュァン(オス・5歳)とシンバオ(メス・4歳)のパンダを選んで米国に送ることにした」とし「この2頭のパンダは経験豊富な飼育士と獣医とともに米国に行く予定だ」と明らかにした。

現在、米国側はパンダにより良い環境を提供するために改修工事を進めていることが分かった。

サンディエゴ動物園は米国の5大動物園の1つとして知られている。この動物園は新たに仲間入りするパンダのつがいのために専門チームまで構成して、パンダの飼育と管理のための準備作業の真っ最中であることが分かった。ただし、パンダを送る正確なスケジュールはまだ分かっていない。

サンディエゴ動物園にパンダが行けば、これは最後のパンダが中国に返還された2019年以来のことになる。当時、サンディエゴ動物園で過ごしていたパンダ2頭は2018年と2019年にそれぞれ貸し出しの契約が終わって中国に戻った。