同問題を巡っては、HYBEが25日、裁判所にADORの臨時株式総会招集の許可を申し立てたことを受け、この日ソウル西部地裁で関係者から意見を聞く審問が開かれた。
ADOR側の弁護士は審問に先立ち記者団に対し、ミン氏には取締役会を招集する意思があるが、HYBEが要請した日程は急であり時間が必要だと説明した。
ADOR側が発表した取締役会と株主総会の日程についてHYBE側は、ADOR側が宣言通りに動くのか見極める必要があるとしたうえで、「裁判所でそう言ったので嘘ではないと思う」などとコメントした。株主総会の日程については、「(想定と)大きく変わらない」としながらも、「ADOR側の意図は分からない。成り行きを見守る必要がある」と述べるにとどめた。
HYBEはミン氏ら経営陣の一部がADORの経営権を奪い、ADOAに所属するNewJeansのメンバーを連れて独立しようとしたとして監査を実施。ADOR側に対し、30日に取締役会を開くよう要請していた。
HYBEはミン氏を解任したうえで経営陣の刷新を行う方針とみられる。これに対しミン氏は取締役会の招集を拒否していた。
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