1日テグ(大邱)ナム(南)区テミョン(大明)9洞によると、先月24日、洞行政福祉センターの福祉共用携帯電話に50代の住民Aさんが8時間、携帯電話を使用しなかったという内容の緊急救護要請メッセージが送られた。
メッセージを受け出動した洞福祉チームはAさんの自宅から自殺を暗示させる遺書などを発見したものの、Aさんは不在だった。福祉チームは緊急に所在把握に乗り出し、自宅周辺をさまよっていたAさんをようやく発見し救助することができた。
福祉チームは行政福祉センターにAさんを連れて行き、南区精神健康福祉センターの自殺予防チームとの緊急相談を通じAさんを付近の病院に入院させた。
孤独死安心アプリ事業はキョンナム(慶南)ハプチョン(陜川)郡が作った「国民安心サービス」アプリを使用するもので、1人暮らしの高齢者、障害者、体の不自由な人などの脆弱(ぜいじゃく)階層がこのアプリを設置し、一定の時間、携帯電話を使用しなければ行政福祉センターの福祉共用携帯電話に救護メッセージが自動で送信されるサービスだ。
Aさんは行政福祉センターの調査で脆弱世帯に分類され、孤独死安心アプリを設置した。
大明9洞のパク・ヒョンジョン洞長は、「福祉チームの積極的で迅速な対処により大切な命を救うことができた」と話した。大明9洞の関係者は、「脆弱階層の家庭訪問を通じ直接アプリを設置してあげている」とし、「今後さらに多くの1人世帯が孤独死予防安心アプリ事業に参加できるよう努力していく」と話した。
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