与野党、きょう(2日)国会本会議で梨泰院特別法の合意へ=韓国
与野党、きょう(2日)国会本会議で梨泰院特別法の合意へ=韓国
韓国の国会はきょう(2日)、本会議を開き「梨泰院惨事真相究明特別法」(梨泰院特別法)を議決することで合意した。

 前日、国民の力と共に民主党は1月、野党単独で本会議を通過させた梨泰院特別法の一部を修正することで合意した。ユン・ソクヨル大統領が再議要求権(拒否権)を行使した法案が国会に戻って処理される初の事例になる見通しだ。

 与野党の合意内容を見ると、特別調査委員会は議長1人、国民の力4人、民主党4人の計9人で構成される。活動期限は1年以内にするものの、3ヵ月以内の延長が可能となった。

 与野党が最後まで平行線を辿った特別調査委員会の調査方式については、与党の主張どおり特別調査委員会の「職権調査権限」と「令状請求権条項」を削除することにした。

 ただし、与野党は「海兵隊採傷兵死亡事件捜査外圧疑惑特検法」、「チョンセ詐欺被害者支援および住居安定に関する特別法」の改正案はまだ合意に至っていない。

 民主党は、キム・ジンピョ国会議長を説得し、本会議職権上程を通じてでも処理する方針だ。国民の力は合意しておらず、強行処理する場合、本会議場に参加しないものと予想される。
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