1日JTBCによると、キョンギド(京畿道)で食堂を経営するAさんはことし3月、南楊州市障害者体育会の関係者から100人が食事できるかどうか、またメニューの提供について問い合わせを受けた。
その後、関係者らはAさんの食堂を下見するため訪れ、4月26日に100人が座る席と料理を予約した。金額としては約250万ウォン(約28万円)の料理を予約した。
しかし予約当日、体育会の関係者らは食堂を訪れることになっていた時間の数時間前に突然現れ、さまざまな要求をし始めた。関係者らは料理だけでなく南楊州市の市長団が出席するイベントだとし、「後ろを向いて食事ができるか」、「テーブルと仕切りの配置を変えなければいけない」と話した。
事前にこのような要求を受けていなかったAさんは、「テーブル、仕切りについては変更せずそのまま座っても不便ではない」とし、「以前、障害者協会の方が来たことがあるが、何の不便もなく食事をした」と答えた。
関係者らはそのまま食堂を去ったが、Aさんは数時間後に責任者から「予約キャンセル」の通知を受けた。理由は「席を変えてくれなかったため」だったという。Aさんは責任者に「準備した料理はどうするのか」と聞いたものの、「賠償はできない」との答えが返ってきた。
Aさんは、「詳しい説明でも聞きたく、直接会いに行き連絡先も残したが、まだ返事をもらっていない状態」とし、「準備した料理を捨てながら怒りが込み上げた」と訴えた。
これと関連し、南楊州市障害者体育会側はJTBCに、「2日に食堂の店主のもとを訪れ、解決法を探す」との立場を明らかにした。
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