2日済州特別自治道自治警察団の空港事務所によると、先月14日、中国国籍の観光客Aさん(20代)は空港事務所を訪れ、ハングルで書いたメモを差し出し警察の助けを要請した。
メモには、「13日午後11時30分ごろ、空港のタクシー乗り場からハムドク(咸徳)(ホテル)に来るタクシーに乗車。タクシー料金2万ウォンを20万ウォンで決済(現金)。必ず見つけてください。ありがとうございます」と書かれていた。このメモはAさんが訪れた食堂で店員に手伝ってもらい作成したと伝えられた。
これを受け、中国語特別採用警察官がAさんに事のいきさつを聞き、Aさんは「タクシー料金を多く支払ったようだ」と話した。タクシー料金は2万ウォン程度だったが1000ウォン札ではなく1万ウォン札20枚を運転手に渡してしまい、助けを要請したという。
自治警察は把握された時間帯の空港CCTV(防犯カメラ)を確認し、Aさんが乗ったタクシーを特定しこのタクシー運転手に連絡を取った。連絡を受けた運転手Bさんは空港事務所を訪れ実際の料金2万3000ウォン(約2500円)以上に支払われた金額17万7000ウォン(約1万9800円)を払い戻した。Bさんは、「当時は夜だったので車内が暗く、1000ウォン札だと思い受け取った。翌朝見ると1万ウォン札だった」と話したと伝えられた。
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