米国ビットコイン現物ETF、6日連続で資金流出...ブラックロックも初の純流出発生
米国ビットコイン現物ETF、6日連続で資金流出...ブラックロックも初の純流出発生
米国ビットコインの現物上場指数ファンド(以下、ETF)は、最近6日連続で資金の流出があったことが分かった。

「クリプトポテト」は2日(現地時間)、1日に米国のビットコイン現物ETFが1日で計5億6370万ドル(約862億円)の資金が流出し、1日最大規模の資金流出を経験したと報道した。

「ファーサイド・インベスターズ(Farside Investors)」のデータによると、ブラックロックのビットコイン現物ETFであるIBIBは同日、3690万ドル(約56億円)の資金が流出し、初めて流出の事例を経験した。残り9つのETFは同日、5億2680万ドル(約806億円)の流出を記録した。

最大の流出はフィデリティのワイズオリジン・ビットコイン・ファンド(以下、FSBTC)だった。FSBTCは同日、1億9100万ドル(約292億円)規模の純流出を記録した。また、グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)は1億640万ドル(約163億円)の流出を記録した。

一方、最近暗号通貨市場は7か月連続で上昇傾向を終えて、全般にわたって調整の局面が続いている。ビットコインの価格は4月の1か月間に16%以上暴落し、イーサリアムは18%の価値が下落した。ソラナ、ドージコイン、アバランチなどのアルトコインは4月中に35~40%ほど大幅に下落した。
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