就任から満2年の支持率で、尹大統領は「歴代最低値」を記録するか＝韓国

韓国の世論調査機関“韓国ギャラップ”が先月23～25日、満18歳以上の男女1001人を対象に実施した4月第4週の調査によると、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の支持率は24％と集計された。これは、前回調査時に比べ1％上昇した数値である。

一方、不支持は前回調査時より3％下落した65％であった。

尹大統領の支持率は前回調査で23％と集計され、就任後の最低値を記録した。また不支持は68％で、就任後の最高値を記録した。

韓国ギャラップは「今回の調査で支持率は1％上昇したが、これは小数点以下での微妙な動きにすぎない」と説明した。これは「事実上、最低値の状態が続いている」という意味だとみられる。

歴代大統領のうち、就任から満2年の支持率が最も低かったのはノ・テウ（盧泰愚）大統領で、1990年2月の調査で28％と集計された。今月の10日に就任満2年を迎える尹大統領は、この1週間の間に支持率が5％以上上昇しなければ、ノ元大統領を下回る歴代最低値を記録することになる。