「韓国の希望が良いか、代案はあるか?」

改革新党が党代表などを選ぶ全党大会を控え、党名開催への議論を深めている。総選挙前のヤン・ヒャンジャ院内代表との要求どおり「韓国の希望」を使うのか、代案を設けるのか関心が集まっている。

党名変更の意見はイ・ジュンソク代表が先月15日に自身のSNSに言及したことで表面化した。イ代表は「新党という表現を永久に使うことはできない」と明らかにした。

3日、政治筋によると改革新党内部では韓国の希望と別の案をめぐって議論中だ。今月19日に開かれる全党大会までは新しい党名を確定するとみられる。党代表と最高委員を選ぶ全党大会で、22代国会改革新党のあらゆる面を刷新する全党大会だ。

有力候補の一つは「韓国の希望」だ。ヤン・ヒャンジャ現改革新党院内代表が昨年の創党当時の党名だ。

2021年共に民主党を離党し無所属議員として活動していたヤン院内代表は昨年6月第3地帯政党を掲げて韓国の希望を立党した。以後、総選挙を約70日後に控えた1月29日に改革新党との合党を宣言した。

この時、ヤン代表側は総選挙後60日以内に全党大会を通じて党名を「韓国の希望」に変えることに合意していた。当時、韓国の希望のスポークスマンは「韓国の希望が優先的に合意したトップが党名維持」と話した。これを反映するように党名は「改革新党」でスローガンは「韓国の希望」とそれぞれ定めた。

ただし、総選挙以後、改革新党内部的に「韓国の希望」に対するさまざまな意見が出てきたのも事実だ。ある内部関係者は「最優先すべきは韓国の希望の略称が微妙だという点」と話した。

一例として、国民の力(ククミネヒム)は「国力(ククヒム」、共に民主党は「民主党」など略して呼ぶことができるが、韓国の希望(ハングヘヒマン)は「ハンヒ」あるいは「ハンヒ党」に略して呼ばなくてはならない。特に党のアイデンティティを示す名称ではないうえ、語感もいまいちというのが内部意見だ。彼は「ともすればハンマン党と呼ばれうる」と憂慮した。

このため、改革新党で新を別の漢字に変えて「改革新党」というハングル党名をそのまま使おうという意見が出た。過去総選挙で改革新党という名称で広く知られているだけに、院内でもこれを維持すべきだという意見もある。

もちろん韓国の希望という党名も長所がある。ヤン院内代表側は各議員紹介に良いと考えている。「国民の力⚪︎⚪︎議員です」と言うように「韓国の希望⚪︎⚪︎議員です」という形だ。「略語も使っていれば慣れる」と見ている。

党名変更による党内反発も負担となっている。現時点はヤン院内代表が反発できる。22代国会が開院する前に党が分裂しうるという話もある。イ・ジュンソク私党のイメージが更に強くなる可能性もある。院内第4党として2026年の地方選挙を準備する党指導部としてはうれしくない状況だ。

現党指導部も党名変更については慎重だ。改革新党内部関係者も党名変更については次期指導部の役目だと投げた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 91