家の前にボックスを置いたという理由で隣人に暴行と脅迫をされた家族の被害事例が明らかになった。

3日にオンエアされたJTBC「事件班長」によると、今年3月に情報提供者Aさん家族は隣の男性に暴行を受けた。Aさんが玄関の前にボックスを置いたという理由からだった。

事件当日、Aさんはチャイムが鳴ったのでドアを開けると、「隣家の男性」Bさんが立っていた。 Bさんは突然、玄関口の前のボックスを指してAさんに悪口を浴びせた。

これに対しAさんが「ボックスのせいか」と言ったところ、Bさんは拳で顔と頭を殴った。瞬間気絶したAさんは騒ぎを聞いて現れた妻によってリビングに移された。

その後、Bさんが家の中に侵入したのでAさんの妻が防ごうとしたが、Bはそのまま家の中に入り妻と義母にまで暴行を加えた。当時7歳の娘がカーテンの後ろに隠れて恐怖に震えたと伝えられている。

AさんとBは12年間、同じアパートの隣人で、1年前も同じようなことでもめたことが確認された。

当時出動した警察は「Bさんの家の前に置いたわけでもないのに、なぜこんなことをするのか」とし「相手にしないで避けろ」などと助言をしたとAさんは語った。
また、両家の前の空間はエレベーターを基準に左側と右側に分離されており、ボックスが隣家の邪魔にはならないとも伝えられた。

以後、Bさんを避けていたAさん夫婦は警察の調査を受けて帰宅した途中でBに出くわした。Aさんが先に黙礼すると、Bは「申し訳ない」と謝罪し、Aさんが何も言わずにいると「もっと殴られないと分からないのか」とまた暴行した。

Aさんは「加害者は拘束されておらず、警察は引っ越したほうがいいのではないかと言うが、なぜ被害者が引っ越さねばならないのか悔しい」と訴えた。
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