北朝鮮国連大使「第2・3の対北専門家パネルが出てきても、自ら消滅するだろう」
北朝鮮国連大使「第2・3の対北専門家パネルが出てきても、自ら消滅するだろう」
北朝鮮のキム・ソン(金星)国連大使は5日、国連安全保障理事会(安保理)対北制裁委員会傘下の専門家パネルの活動が、先月30日(現地時間)終了したことについて「第2・第3の専門家パネルを組織しても、彼らは時間の流れとともに自ら消滅する運命を免(まぬが)れることはできないだろう」と語った。

キム大使はこの日、北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”を通じて伝えられたメディア声明を通じて「国際社会の民心は、捏造(ねつぞう)資料の流布(るふ)と言論プレーで世間をだまし、国連安保理対北制裁委員会の専門家パネルだけでなく国連を世界制覇の道具としかみていない勢力たちにもすでに背を向けている」と語った。

キム大使は「米国・韓国・日本など国連加盟国50か国が今月1日、対北制裁専門家パネルの終了について発表した共同声明は、哀悼の辞を連想させる」とし「パネルの終了は、米国と西側諸国の覇権主義の道具として従事してきた不法な謀略団体に対する歴史の審判だ」と語った。

先月28日、対北制裁決議の履行を監視する専門家パネルの任期を延長する案件は、常任理事国であるロシアの拒否により否決された。

そのため日米韓は、北朝鮮の制裁違反行為の監視を続けるため、専門家パネルに代わる新たな外部機関の設立を検討している。

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