合同島しょ防衛訓練は、海兵隊司令官が指揮する西北島しょ防衛司令部の主導で陸海空軍の合同戦力が定例的に行う、防衛が主眼の訓練。初動対応力の向上、島しょ住民の生存可能性の保障、統合対応力向上などを目的とする。
今回の訓練には海兵隊の戦力、陸軍の特殊戦大隊と機動ヘリコプター、海軍艦艇、空軍戦闘機などが参加した。西北島しょと周辺海域で発生し得る偶発的な状況を想定し、兵力の増員、敵の上陸を阻止する作戦、海上射撃訓練、大量の死傷者発生時の対応訓練、海上・空中の増援訓練、住民の避難・移動訓練などを実施した。
戦死傷者対応訓練には、国軍大田病院長を筆頭に軍医官や看護将校からなる国軍大田病院前方展開外科チームが参加した。試験的に構成された小型の手術部隊で、作戦地域に到着後1時間半以内に手術室を設置できる。
西北島しょ防衛司令部は今回の訓練で明らかになった不十分な部分を補完し、対応力を強化する計画だ。
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