尹大統領の支持率は総選挙後に実施された調査(4月16~18日)で就任後最低の23%に下落し、前回調査で24%となっていた。
尹大統領を支持する理由は「外交」(11%)、「医学部定員の拡大」(7%)、「経済・国民生活」「主観・所信」(いずれも5%)、「頑張っている・最善を尽くしている」「決断力・推進力・粘り強さ」「真面目・率直・偽りなし」「全般的によくやっている」(いずれも4%)などが挙がった。
支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(19%)が最も多く、「コミュニケーション不足」(15%)、「独断的・一方的」(7%)、「外交」(5%)、「全般的にうまくできていない」(4%)、「医学部定員の拡大」「拒否権行使」「統合・協力政治不足」「不正腐敗・汚職」「経験・資質不足、無能」「金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る問題」(いずれも3%)などと続いた。
韓国ギャラップによると、就任2年時点の支持率としては1987年の民主化後の歴代大統領の中で尹大統領が最も低い。これまでは90年の盧泰愚(ノ・テウ)元大統領が28%で最低だった。歴代大統領の就任2年時点の支持率は金大中(キム・デジュン)元大統領(49%)、文在寅(ムン・ジェイン)前大統領(47%)、李明博(イ・ミョンバク)元大統領(44%)、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領(37%)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領(33%)、盧泰愚元大統領、尹大統領の順となる。
一方、政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査に比べ1ポイント上がった34%、革新系最大野党「共に民主党」は1ポイント上昇した30%だった。「祖国革新党」は11%、「改革新党」は5%だった。
また、誰が将来の大統領にふさわしいかを尋ねたところ、23%が共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表を挙げた。次いで、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長(17%)、祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表(7%)、洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱市長と改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)代表(いずれも3%)の順だった。
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