ことしに入ってから、国鉄集団は施工を最適化、安全性と品質管理を強化して、質の高い鉄道建設を推し進めてきた。4月には安徽(あんき)省池州(ちしゅう)と黄山を結ぶ池黄高速鉄道を正式に開通し、同地域の観光経済の発展を後押ししている。
また、甘粛(かんしゅく)省蘭州(らんしゅう)と張掖(ちょうえき)を結ぶ蘭張高速鉄道の蘭州-武威(ぶい)区間や四川省巴中(はちゅう)と南充(なんじゅう)を結ぶ高速鉄道の正式な開通が目前に迫っている。
その他いくつかの重要プロジェクトも段階的に建設が進められている。
広東省梅州(ばいしゅう)と竜川(りゅうせん)を結ぶ鉄道の全線のレール敷設が完成した。広西チワン族自治区南寧(なんねい)と憑祥(ひょうしょう)を結ぶ南憑高速鉄道の崇左(そうす)-憑祥区間すべてのトンネルが貫通した。上海、重慶、四川省成都を結ぶ滬渝蓉高速鉄道の武漢-宜昌(ぎしょう)区間のレール敷設工事が行われている。
国鉄集団は「高品質かつ効率的に鉄道建設を推し進め、(中国)経済の回復基調をより強固なものとするために積極的に貢献していく」と伝えた。
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