10日、香港の日刊紙“明報”の報道によると、9日に日本の議会で開かれた両国議員シンポジウムで、頼氏はビデオメッセージを通じて「歴史・地理・経済・政治分野において深い関係性を持っている台湾と日本の間には、固く結ばれた見えない糸があると信じる」として、運命共同体論を提示した。
つづけて「両国はこれからも引き続き互いを配慮・支持し、共に成長しながら信頼深いパートナーとなることを期待する」と力説し「今月20日の総統就任式の時、日本議会の議員たちによる多くの出席を希望する」と伝えた。
頼氏のこのような発言には「米国に加勢して、インド・太平洋戦略により中国を締め付ける日本との連帯を強化する」という意図が盛り込まれているとも解釈される。
この発言に対し、中国外務省の報道官は同日の定例会見で「台湾与党“民主進歩党”(民進党)の根底には、日本にこびを売りながら台湾を売り飛ばし、外国(米国と日本)の勢力を利用して独立を企てようとする意図がある」と批判した。
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