ソウル高裁は、2025学年度の大学医学部の定員増員を巡って医学部の学生や教授、研修医などが政府を相手取って起こした執行停止の申し立ての抗告審について、早ければ13日、遅くとも17日に判断を示す予定だ。申し立てが認められれば来年度の医学部定員増員にブレーキがかかり、却下されれば事実上増員が確定する。医学部増員の妥当性を巡って政府と医療界が激しく対立する中、教授らは政府が裁判所に提出した資料を公開し、保健医療政策を検証・評価して国民に伝えることを決めた。
◇尹大統領 きょう与党新執行部と夕食会
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と与党「国民の力」の新執行部は13日、大統領室で顔合わせを兼ねた夕食会を行う。夕食会には黄祐呂(ファン・ウヨ)非常対策委員長、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)院内代表、鄭点植(チョン・ジョムシク)政策委員会議長と非常対策委員会の各委員が出席する。前日に人事が発表された成一鍾(ソン・イルジョン)事務総長と裵俊英(ペ・ジュニョン)院内首席副代表も同席する予定だ。
◇尹大統領夫人に高級バッグ渡した疑惑 牧師を地検が取り調べへ
ソウル中央地検は13日午前、尹錫悦大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏に高級ブランドバッグを渡したとされる牧師のチェ・ジェヨン氏を不正請託禁止法違反、住居侵入、偽計による公務執行妨害の容疑で取り調べる。検察は取り調べで、ブランドバッグと尹大統領の職務との関連性を確認する方針だ。在米韓国人のチェ氏は、尹大統領の就任後の2022年9月13日、金氏に300万ウォン(約34万円)相当のブランドバッグを渡す様子を腕時計型の隠しカメラで撮影した。
◇病院・薬局での本人確認強化 20日から身分証提示必要
国民健康保険公団は、「療養機関の受診者の本人・資格確認義務化制度」を20日から実施すると発表した。病院、医院、薬局などは改正健康保険法に基づき患者の本人確認と健康保険の資格確認を必ず行わなければならない。違反した場合には過料が科される。健康保険で診療を受ける加入者や被扶養者は住民登録証、運転免許証、モバイル健康保険など、住民登録番号や外国人登録番号が記載された顔写真付きの身分証を提示しなければならない。
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