同業の韓国コルマーは、売上高、営業利益ともに4半期最大を記録した。
一方、化粧品大手のLG生活健康は営業利益が3.5%増の1519億ウォン(約173億1857万円)を記録し、2021年7~9月期以降10期ぶりに成長転換した。「ザ・ヒストリー・オブ・フー(后)」のリブランディングで、3月における中国電子商取引(EC)サイト「天猫(Tモール)」でのブランド指標が3桁成長したほか、デパートの新規顧客も3倍増えた。
アモーレパシフィック、愛敬産業も実績が回復している。
韓国の美容業界は新型コロナウイルス期間、主力市場だった中国で不振となり、2023年まで実績悪化に陥っていた。これを受け、北米や日本などの海外市場への多角化戦略に乗り出した。これに加え昨今、中国市場まで回復し1~3月期の実績改善につながったとの分析だ。
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