マレーシア法人はSTXグループによる無理な事業拡大で、設立以降これといった成果を出せずにいた。同法人の清算が終われば、STX重工業の従属会社で船舶用部品を製造する韓国海洋クランクシャフトのみ残ることとなる。
市場ではSTX重工業がHD現代グループへ吸収合併されるのを前に、必要のない事業を整理したものとみている。
実際にSTX重工業は2024年1月、燃料電池事業を主力とするSTXエナジーソリューションを清算。次いで船舶用部品メーカーのドク・パワーウェイと共同投資した方向舵メーカー、テヘ重工の持ち分売却も進めている。
STX重工業の関係者は「マレーシア法人とテヘ重工はSTXグループだったころ、事業多角化の過程で設立した法人。グループ解体以降、正常な営業活動をできずにいたため清算を決定した」と述べている。
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