NHKの報道によると、岸田首相はこの日午後、水嶋光一駐韓新任大使、相星孝一現駐韓大使と20分間会談をおこなった。「LINEヤフー」の株式売却を巡る論議で反日感情が高まる状況に、日本首相が赴任直前の駐韓大使に会ったという点で関心が高まっている。ある消息筋は「岸田首相が水嶋大使に、日韓関係改善に対する関心と意志を伝えただろう」とし「韓国内で反発が激化しているLINEヤフー問題に対する対応策も議論しただろう」と見た。
また、今月26~27日、ソウルで開かれる日中韓首脳会談に関連する議論もおこなわれたものと予想される。
今回の三カ国首脳会談では、自由貿易を大前提として食糧・資源などサプライチェーンの透明性と回復力について議論し、共同声明を発表することが分かった。また、ビジネス環境の造成、知識財産権保護、スタートアップ支援、世界貿易機関(WTO)改革などの内容が含まれると予想される。
一方、水嶋新任駐韓大使は職業外交官出身で、駐韓日本大使館で総括公社として活動したことがある。外務省領事局長を経て2021年から駐イスラエル大使を務めていた。昨年、武装組織ハマスがイスラエルを攻撃した後、韓国政府が海外同胞を移送する際、日本人の帰国を支援したことに感謝の意を表した。
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