ソウルの大統領室庁舎で握手を交わす韓国の尹錫悦大統領(右)とカンボジアのフン・マネット首相(大統領室通信写真記者団)=16日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルの大統領室庁舎で握手を交わす韓国の尹錫悦大統領(右)とカンボジアのフン・マネット首相(大統領室通信写真記者団)=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は16日午前、ソウルの大統領室庁舎でカンボジアのフン・マネット首相と首脳会談を行い、2国間関係を「戦略的パートナー」と位置付ける共同声明を発表した。

 カンボジア首脳が韓国を訪問するのは2014年以来、約10年ぶりとなる。

 尹大統領は会談で、「両国が戦略的パートナー関係を構築したことを非常に意義深く考える」として、「貿易や投資を拡大し、デジタルなど未来志向の分野での協力強化も期待している」と表明。フン・マネット首相は「カンボジアの経済成長と発展は韓国の貢献と切り離すことはできない」とし、「韓国との強固な関係を大切にする一方、2国間・多国間レベルで両国関係を深化・拡大していきたい」と応じた。

 2国間関係が戦略的パートナーに位置付けられ、両国は政治や安全保障、国防などの分野で協力を強化する。薬物密輸など国際犯罪への対応も強化する。また、会談に合わせ、投資協力に関する了解覚書など6件の協力文書を交わした。


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