ただ、韓国国家報勲部(省)と大韓民国在郷軍人会などの努力により、少しずつではあるが「日本海」と「東海」の併記が増えている。
これまで韓国政府の次元で「日本海」と「東海」の共同表記のため、多角的な努力を傾けてきたが、これといった変化を引き出すことはできなかった。
しかしここ1年の間に、メリーランドの朝鮮戦争参戦碑やオハイオの朝鮮戦争追悼公園など4か所が、「日本海」の単独表記から「東海」との併記へと変更された。
韓国国家報勲部が在外公館を通じて米地方政府や参戦協会に併記を求め、米国側がこれを受け入れたことによるものだとみられる。
米国側はこれまで韓国による「併記」の要請にもかかわらず、日本海の「単独表記」を固守する日本側の反対を意識して、あいまいな態度を示していた。
しかし、ここ1年の間に日韓関係改善の流れが築かれたことで、米国側も少しずつ立場に変化が表れているという。
韓国国家報勲部はこれからも、「日本海」の単独表記をしている米国内の朝鮮戦争参戦記念施設物に対し、「東海」との併記を推進する計画である。
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