2022年8月以来1年9か月ぶりとなる会議は、テレビ会議形式で約90分間行われた。リモートでの開催は新型コロナウイルスが流行していた20年10月から3回連続。
崔氏は「海を挟んで隣り合う韓国と中国は32年来の友人関係を維持している」とし、急変する国際環境の変化に合わせ、韓中関係を「互恵的パートナーシップ関係」に高度化させなければならないと強調した。
パートナーシップのキーワードとしては「供給網」と「戦略的協力」を挙げ、尿素やガリウム、黒鉛など原材料・重要鉱物での協力やバイオ、クリーンエネルギーなど新産業分野の供給網・技術協力を進展させる考えを示した。
また、地理的にも文化的にも近い両国の交流協力を貿易・投資だけでなく文化・コンテンツ産業にも拡大しなければならないと述べた。
両国はこのほか、サービス、少子高齢化、気候変動における協力や第三国への共同進出の活性化などについても意見を交わした。
政府系シンクタンクの韓国対外経済政策研究院と中国マクロ経済研究院の共同研究のための協力策にも合意した。
さらに、「第2回韓中経済協力交流会」と「第3回韓中供給網調整協議体」の年内推進を目標に実務協議を続けることを決めた。
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