ソウル市教育庁は教師を脅迫し教権を侵害した保護者A氏を21日までに刑事告発すると17日明らかにした。
昨年7月、A氏は教師に「娘に何事もないことを願うならば手紙は最後まで呼んだほうがいいだろう」、「いくらか金があれば個人情報を調べ上げ何かをすることぐらいは何でもないということを知った」という内容の手紙を送った。
また、「あなたの教室に少しでも在籍していた12歳の子どもが与える忠告」とし、「本人の感情を子どもが共感するよう強要するな」、「自分に正直な人になれ」、「他人を叱る前に自分の問題を先に考えろ」と記した。
A氏は昨年3月、保護者相談で教師が子どもに対し総合心理検査を勧めると、「子どもを精神病者にした」とし、持続的な抗議をしてきたと伝えられた。
この教師が属する学校の教権保護委員会は昨年12月、ソウル市教育庁にA氏に対する刑事告発を要請し、教育庁の教権保護委員会はことし2月に保護者に対する告発を議決した。
ソウル市教育庁は、「法的検討などにより告発が多少遅延し、追加の被害発生など社会的懸念が増大している」とし、「教育庁は迅速に検討を終え、21日に告発状を提出する予定」と説明した。
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