中国警察、USDT利用した19億ドル規模の地下銀行の運営を摘発
中国警察、USDT利用した19億ドル規模の地下銀行の運営を摘発
中国の警察は中国の仮想通貨禁止措置に反する違法なテザー(以下、USDT)の運営を摘発した。

「クリプトニュース」によると16日(現地時間)、中国成都市公安局は報道資料を通じて、19億ドル(約2962億円)相当のUSDTを利用した地下銀行の運営を探知したと発表した。この調査は2022年11月に地下銀行の運営が発見されたことで始められた。

調査によると、この企業は2021年1月から始めて、主に薬品、化粧品、投資資産を海外に密輸するために使用されたことが分かった。

調査が始まって以降、当局は26か所の省で193人の容疑者を逮捕し、福建省と湖南省で2つの主要な地下作戦を解体した。この作戦の核心はステーブルコインのテザー(USDT)であり、国家外国為替の規制を迂回して違法外国為替取引を容易にするために使用された。

一方、中国政府は仮想通貨の採択を抑制し、関連活動を禁止する一連の禁止措置を通じて、厳格な反仮想通貨の立場をとっている。また、2021年からは仮想通貨と仮想通貨取引所を禁止して、取り締まりを行っている。
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