増加率は2022年5月(49.3%増)以来の高水準。
即席麺の年間輸出額は2015年から昨年まで9年連続で増加しているが、今年は過去最高だった昨年の9億5240万ドルを大きく上回る11億ドル超えを記録する見通しだ。
韓国即席麺の年間輸出は新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年は4億6700万ドルだったが、20年に29.2%増加した。その後も21年に11.7%、22年に13.5%増え、昨年は24.4%の増加を記録した。
今年1~4月の輸出額は前年同期比34.4%増の3億7886万ドル。同期間の輸出量は同27.5%増の9万4310トンだった。
輸出増加の背景として、K―POPスターや韓国ドラマ、映画などの影響で韓国の即席麺の認知度が上がっていることがある。
韓国メーカーで特に勢いがあるのは日本でも「ブルダック炒め麺」が人気の三養食品だ。同社は先ごろ発表した1~3月期の決算で営業利益が前年同期比3.4倍の801億ウォン(約92億円)になったと発表した。これは市場予想の424億ウォンを大きく上回るサプライスとなった。
同社は「カルボブルダック炒め麺 」などの人気で海外での売り上げが85%伸び、売上高に占める輸出の割合が前年同期の64%から今年は75%に上昇したとしている。
好決算を受け、同社の株価は決算発表翌日の17日にストップ高になるなど上昇し、上場来高値を記録した。時価総額は初めて3兆ウォンを超えて、「辛ラーメン」で知られ国内トップメーカーだった農心を上回った。
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