CJ大韓通運が米国にコールドチェーン物流センターを建設、オランダ企業の工場と連動=韓国報道
CJ大韓通運が米国にコールドチェーン物流センターを建設、オランダ企業の工場と連動=韓国報道
物流大手のCJ大韓通運は、米国カンザス州ニューセンチュリーに、冷蔵・冷凍製品の物流に特化したコールドチェーン物流センターを建設すると発表した。同センターは2万7034平方メートル規模で、2025年7~9月期から運営を開始する予定だ。

同物流センターが本格的に稼働すれば、米国全土の85%の地域へ2日以内に製品の運送が可能になるという。

同物流センターはオランダの食品企業、アップフィールドの製品を対象に物流事業を行う。ニューセンチュリーにあるアップフィールドの工場と同物流センターを、コンベアで連動させる。これにより、製品の鮮度と物流効率を同時に確保する狙いだ。

CJ大韓通運はコールドチェーン物流事業の拡大を、積極的に進めている。年内には米国ジョージア州ゲーンズビルにある、約2万5000平方メートル規模に及ぶコールドチェーン物流センターの本格運営を開始する予定だ。

同社米国支社のケビン・コールマンCEO(最高経営責任者)は「コールドチェーン物流は、保管から在庫管理、運送までの全過程で徹底した温度管理が必要となる、難易度と付加価値の高い産業分野。当社は約90年の経験と先端技術を基に、北米のコールドチェーン市場を積極的に拡大していく」と述べた。


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