韓国食品医薬品安全処は20日、このような成果を含む「2023年国内化粧品の生産・輸入・輸出実績」を発表した。
昨年の国別輸出額では、中国は約28億ドルで過去5年間の最高記録を更新したものの、2022年と比較して23.1%の減少が見られた。
一方で、北米市場への輸出は13億ドル、欧州市場への輸出は11億ドルに達し、それぞれ前年比44%、49.7%の増加を見せた。
特に、昨年の米国への輸出額は前年比44.7%増の12億ドルに上り、初めて10億ドルを超える成果を達成した。さらに、米国内の化粧品輸入市場では、韓国製品が中国製品を抜いて5位にランクインした。
化粧品の輸出は中東やオセアニアなど、より多様な地域に広がっている。昨年、中東への輸出額は前年比39.9%増、オセアニアは39.2%増、中南米は28.7%増となった。
化粧品輸出の好調は今年に入っても続き、第1四半期(1~3月)の輸出額は前年同期比21.7%増の23億ドルとなり、四半期としては過去最大の規模を記録した。
化粧品生産額が1000億ウォン(約114億円)を超える韓国メーカーは12社に増加し、前年より5社増えた。昨年の化粧品生産額トップ5は、LG生活健康(3兆4954億ウォン、前年比2.0%増)、アモーレパシフィック(3兆2340億ウォン、7.3%減)、エギョン産業(3180億ウォン、17.8%増)、アトミ(1766億ウォン、0.8%減)、クリオ(1602億ウォン、36.2%増)であった。生産額10億ウォン以上の企業数は773社、10億ウォン未満の企業数は1万1088社に上った。
そうした中、昨年の化粧品輸入額は13億ドルで、前年比1.5%の減少を記録した。
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