キム・ホジュン の最新ニュースまとめ
[公演開催不透明・放送局は”損切”...広告違約金の危機も]
遅れてくる嵐は大きい。業界ではキム・ホジュンが今回の事件で数十億ウォン代の金銭的損害を負うことになるのではという観測も出ている。まず開催が目前に近づいた公演キャンセルの可否について関心が注がれている。キム・ホジュンは今月23~24日、ソウルのKSPO DOMEで行われる「ワールドユニオンオーケストラスーパークラシック:キム・ホジュン&プリマドンナ(以下スーパークラシック)」出演を控えていた。「スーパークラシック」はキム・ホジュンが世界4大オーケストラメンバーの連合や、ソプラノのアイーダ・ガリプリーナなどと一緒に公演をするコンサートだ。全2万席規模の公演で、チケットの価格は15万ウォン(約1万5000円)から23万ウォン(2万3000円)と売り上げ規模は約40億ウォン(約4億円)に達する展望だ。
主催者だったKBSは今回の公演から手を引いた。主幹会社に出演者交代要請に対する措置が行われなかったため、契約解除を通告しKBSの名称やロゴを使用できなくした。主幹会社はKBSに出演者交代無く公演を強行するという立場を明らかにしたと知られているが、社会的な波紋が大きく、開催の可否はまだ不透明だ。6月1~2日にはキム・ホジュンの全国ツアーである「トゥバロティ クラシックアリーナツアー」が金泉(キムチョン)で行われる予定だ。SBSメディアネットが共同主催者だったが、今回の事件でツアーから手を引いている。
これに先立ちキム・ホジュンは去る9日に交通事故を起こして以降、去る11~12日と18~19日にそれぞれ高陽(コヤン)と昌原(チャンウォン)公演を予定通り行った。公演業界では金泉公演の場合、飲酒運転の事実が明らかになった後に行われる公演であるので。金泉市が市次元で公演会場のキャンセル措置を下すこともあるという展望も出ている。
ある公演企画会社の関係者は、「開催前にキャンセル決定をすれば違約金は特になく、公演会場の貸料金、これまで発生した出演陣の人件費および装備貸与関連の実父ほど賠償すればいい。チケットの予約販売金額の場合、返金措置をすればいいので2公演がキャンセルされた場合、キム・ホジュンが負う実質的な賠償額は10億ウォン(約1億円)ほど」と話した。
むしろ広告の違約金による賠償額が大きいだろうという観測だ。キム・ホジュンはマッサージ機とイヤホンブランドの専属モデルを行っている。1年の広告料が7億ウォン(約7000万円)ラインだと知られている。通算広告契約書には「法令違反や社会的な物議を起こした場合、広告料の2~3倍に及ぶ違約金を支払う」という条項が含まれている。キム・ホジュンは今回の騒動の余波で約20~40億ウォン台の広告違約金を支払う可能性がある。
テレビ局ではキム・ホジュンを損切対象にしている。去る17日KBS「ピョンストラン」では、「全カット」となった。コンビニ「GS25」側は販売予定だったキム・ホジュンの優勝メニューを販売しないことにした。チョン・ドクヒョン大衆文化評論家は、「10日間に及ぶ嘘により大衆的なイメージの回復や放送活動再開は簡単ではない」とし、「しばらくファンダム相手にした音盤および講演活動だけ展開するとみられるが、飲酒運転の事実を認めて以降ファンダムがどれほど離脱したのかがポイントになる」とした。
キム・ホジュンは去る19日午後11時40分頃、ソウル江南区のある道路でタクシーとぶつかる事故を起こし逃走した容疑(特定犯罪加重処罰法上、逃走致傷、事故後未措置など)を受けている。キム・ホジュンの遅れた謝罪にはコンサートキャンセルに対する金銭的な損害と拘束を避けるためという分析も出ている。
まず警察はキム・ホジュンに対し飲酒量立証に掛けている。事故当日意図的に飲酒測定を避けたキム・ホジュンの血中アルコール濃度を知ることのできない警察は、「ウィドマーク」公式を利用し事故当時の血中アルコール濃度を明らかにする計画だ。
チョ・ジホソウル警察庁長は20日の定例記者懇談会でキム・ホジュンに対し飲酒運転容疑を適用することに対し、「(飲酒の事実を)確認したが、飲酒と運転の間の因果関係が無ければいけない。飲酒量がどの程度なのかを把握、ウィドマーク(公式を通じた)計算を市、判断する予定」と説明した。ウィドマークという飲酒運転事故時の酒の種類、飲酒量、体重などを計算し時間経過による血中アルコール濃度を推し量る公式だ。
法曹界は立証が難しいという反応だ。飲酒運転容疑が認められるためには、血中アルコール濃度が0.03%以上が出なければならないが、立証が簡単ではないという。実際に去る2017年4月に飲酒運転容疑を受けたタレントイ・チャンミョンは交通事故から9時間後に警察の捜査を受け飲酒運転容疑で得起訴されたが、無罪判決を受けた。当時警察はウィドマーク公式を通じて当時血中アルコール濃度を0.05%以上と推測されると主張したが、裁判所はこれを受け入れなかった。
交通事故を専門にするチョン・ギョンイル弁護士は「異例的に多く飲んだということを立証できなければ、証拠不十分で無罪判決が出る可能性が高い」と話した。
警察はキム・ホジュンと所属事務所代表、代理で自首したマネージャー、車両のドライブレコーダーのメモリーカードを破損した本部長などに対し出国禁止を申請するなど、感度の高い捜査を続けている。しばらくキム・ホジュン側と出席日程を調整する計画だ。
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