同グループ旅客運送部の担当者は、「ことしに入り、国家鉄道グループは国内経済の持続的な回復や人の移動量の増加に対応し、旅客輸送システムを強化してきた」と説明。
1月~4月まで、全国の鉄道で一日あたり平均1万483本の列車が運行された。昨年同期比13.8%の増加となった。同グループは「鉄道12306」システムのビックデーターを活用し、適時に重点地域や人気地区への列車を増発させた。
また、国境を跨いでの旅客輸送にも力を注いだ。内モンゴル自治区フフホト市とモンゴルの首都ウランバートルを繋ぐ国際列車の運行が再開された。広州、深センと香港を繋ぐ広深港高速鉄道の利用客は同期比106.3%増の延べ886万6000人となった。雲南省とラオス・ヴィエンチャンを結ぶ中国ラオス鉄道の利用客は延べ7万9000人だった。
同担当者は「鉄道部門は今後、サービス経済社会の発展に焦点を合わせていく。鉄道利用客の動きを注意深く観察して列車の運行を最適化していき、サービスの品質を向上させて、多くの乗客により良い体験を提供できるよう尽力する」と話した。
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