現代グループが新複合文化スペースの鳥観図を公開、展望台や「都心の森」も=韓国
現代グループが新複合文化スペースの鳥観図を公開、展望台や「都心の森」も=韓国
現代自動車グループがこのほど、ソウル市サムソン(三成)洞に造成する新たな複合文化スペース「グローバル・ビジネス・コンプレックス(GBC)」の鳥観図を公開した。

同グループはGBCを次世代モビリティ事業の拠点とするだけでなく、大規模緑地空間を整備し一般の人にも開放することで、親しみあるランドマークとする。

GBCは高さ242メートル、地上55階建てのタワー2棟からなるMICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)施設のほか、多様なプログラムが行われる低層部の4棟など計6棟からなる。

タワー棟は再生可能エネルギーなどのエコ技術をはじめ自律走行、特別目的車(PBV)、都市航空交通システム(UAM)など次世代モビリティ技術を、建物のインフラと融合させた施設とする。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)など最先端のデジタル技術を活用して運用される。

上層部には、GBCを訪れた人がハンガン(漢江)やカンナム(江南)一帯を眺められる展望台と高級ホテルが入居する予定だ。

公共性を強化するため、同ビル群の中央に誰でも訪問可能な緑濃い「都心の森」を造成することも決定している。国際展示場COEXからGBC、漢江までつながる「国際交流複合地区」内の歩道のハブの役割も担うとしている。


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